バツイチ男が投資で未来を少し明るくしてみる

ほぼ高卒のバツイチ零細会社員が米国株への積立投資を中心に資産運用してるので、その投資記録などを書きます。

米国配当株均等ポートフォリオへの積立投資に掛かる買付手数料の影響が気になる

お疲れ様です。バツミラです。

投資するにあたり買付・保有に掛かるコストは、投資家が気にすべき要素の一つです。

私は米国株を毎月 約600ドル分 買付していますが、買付手数料5.4ドルを買付のたびに徴収されています。1回の買付金額が1,111までなら買付手数料が同じ5.4ドルなので、私は多めに買付手数料を支払っている事になります。

『じゃあ2か月に1回1,200ドルの買付にすれば買付手数料を抑えられるやん』
嫌です。毎月 買付したいからです。他にも理由はありますが省略します

今回は、私が実践している投資方法において買付手数料がリターンにどれぐらいの影響を与える(与えた)のか、を検証して記事にしていきます。

検証の条件

今回もいつものような条件で検証していきます。

○○年前の過去に戻り、配当を出し続けている10銘柄を選出し、現在(2018年)まで毎月 時価評価額が均等になるように積立投資・配当再投資を繰り返します。

毎月の積立投資パターンは以下の2つです。

  1. 毎月555.5ドルを時価評価額の最も低い銘柄へ投資

  2. 2ヶ月に一度1,111ドルを時価評価額の最も低い銘柄へ投資

今回もリターン自体には信憑性は高くなく、リターンの差を比較していきます。

検証に用いる10銘柄も いつもの顔ブレにします。
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その他の検証条件も ほぼいつもと同じです。

  • 株価と配当データは英語版モーニングスターさん のを使わせてもらいます。
  • 配当は全銘柄 毎月末 28%の税引き後に入金されるものとします(直近四半期配当の1/3)
  • 配当再投資は各パターンの積立投資に合わせて行うものとします。
    パターン1:毎月
    パターン2:2か月に1度
  • 積立投資は月末終値で行うものとします。
  • 株数は1株未満(少数桁)でも買付可能とします。
  • 買付手数料は以下とします。
    1,111ドル以下の買付:5.4ドル
    1,111~4,444ドルの買付:0.486%
    4.444ドル以上の買付:21.6ドル
  • リターンの計測は、下記のように行います。 株価の時価総額÷(投資元本+買付手数料)
  • 為替コストの計算は、面倒臭いので省略します。
  • 便宜上、投資当初に各銘柄へ0.01ドル(1セント)を投資した事にします。

検証結果

かなり長い前置きになりましたが、早速 検証結果を見ていきます。
検証の期間も いつも通り20年と30年にします。

20年の検証結果

まずは20年(1998年9月末~2018年9月末)の結果から。
買付手数料(累積)は下記のように推移します。
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それでは結果
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とりあえずノーコメントで いきます。 ちなみにパターン1は2016年2月(18年目)ぐらいから毎月の投資額が1,111ドル以上になりました。

30年の検証結果

次は30年(1988年9月末~2018年9月末)の結果。
買付手数料(累積)の推移から。
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比較結果
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ちなみにパターン1では2004年11月(16年目)から毎月の投資額が1,111ドル以上に、パターン2では2014年1月(26年目)から毎月の投資額が4,444ドル以上になりました。

おー!
買付手数料を多くとられていても、細かく投資するパターン1が勝ちました。

積立投資額を変更して検証

本当はここまでで この記事を締めようと思っていたのですが、読者様の中には
『毎月600ドル近くも投資できねえよ』と感じる方もおられると思います。正直、私も結構シンドイです(笑)
そんな方へ向けて、毎月の投資額を下げて検証してみます。積立投資パターンは以下の2通りです。

  1. 毎月277.75ドルを時価評価額の最も低い銘柄へ投資

  2. 4ヶ月に一度1,111ドルを時価評価額の最も低い銘柄へ投資

他の条件は全く同じにします。

積立額を変更した20年の検証結果

まずは20年(1998年9月末~2018年9月末)の結果から。
累積買付手数料は以下のように推移します。
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比較結果
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当然の結果ですが、保有株 時価総額がパターン2の方が多いのが意外でした。

積立額を変更した30年の検証結果

続いて30年(1988年9月末~2018年9月末)の結果。
累積買付手数料の推移
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比較結果
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パターン1と2で開きが有り過ぎなので『計算ミスしたか!?』と思いましが、間違えていません。
パターン2は積立当初の買い増しタイミングが悪く、このような結果になりました。
例えば、パターン2ですと【KO】への1番最初の買付は1992年2月末で株価は10.2ドルだったのですが、投資当初1988年9月の【KO】の株価は2.7ドルです。その差は何と3.8倍です。

最後に

期間・銘柄・銘柄数・投資法などの違いで無限に存在するパターンの中から、ほんの一部を切り抜き検証してみました。
長期的に積立投資・配当再投資するのであれば買付手数料の0.5~1%程度の誤差は気にしなくて良いという結果になり、個人的には満足な結果となりました。

この結果を受けて、私はこれからも買付手数料を余り気にせず、毎月少額ながら積立投資を継続していこうと思います。
しかし、あくまで『私は』です。読者の皆様にオススメ出来る考え方ではありません。

将来のリターンなど誰にも確実な予想する事など出来ない中で行う『投資』において、コストは投資家がコントロールできる数少ない確定要素です。高いコストは確実にリターンへ悪影響を与えます。安いに越した事はありません。

長期投資での最大の敵は『不安』です。
小心者の私は常に、ハゲ上がる程に自問自答しています。
『この投資対象で良いのか』
『この投資方法で良いのか』

今回は『買付手数料を1%も払う投資方法で良いのか』という自分の不安の1つに答えを出したくて検証しました。
答えにはなりませんでしたが、不安→安心へと少し変える事が出来たので『良し』としておきます。

これで不安が少し減り、髪の毛が減るペースを少しでも遅く出来たら、と思います。


本日もご覧いただき、ありがとうございます。